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武蔵野音楽学園

音高キャンパスライフ:2023年度修学旅行(2年生)を実施しました。

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 6月1日(木)~3日(土)に2年生の修学旅行が行われました。

 修学旅行は、高校生活における大きなイベントの一つです。
 本校の修学旅行は、国内における著名な場所での観光はもちろんですが、様々な体験学習を通じて、新しい視野を広げ、普段の学校生活では味わえない経験を得ることも重要視しています。

 初日は、静岡にあるヤマハの楽器工場(ピアノ・管楽器)の見学を行いました。それぞれの工場では、各楽器の製造過程を学ぶことはもちろんつくり手の情熱や誇りを直に感じる貴重な機会となりました。例えばピアノの材料の一つである木材においても、種類による特徴を捉え、温度・湿度まで緻密にかつ繊細に扱う技術に、自然の繋がりさえ感じました。
 2日目は、どしゃぶりのユニバーサル・スタジオ・ジャパン。でも負けずに皆で完全防備を施しいざUSJへ。あとはそれぞれが思い思いの時間を過ごしました。皆さんの体調が大きく崩れることがなかったのが何よりよかったです。
   3日目の広島では、原爆ドーム・平和記念資料館、そして、調律師の矢川光則さん(矢川ピアノ工房)のもとを訪ね、音楽科の高校ならではの平和学習を実施しました。
   矢川さんが所有されている被ばくピアノを使用させて頂き、この日だけの 22H によるコンサートを行いました。
   プログラムは以下の通りです。

ピアノ連弾
S.ラフマニノフ:6手連弾のための「ロマンス」
G.フォーレ:組曲『ドリー』より第1曲「子守歌」第3曲「ドリーの庭」

金子諒(作曲専攻)連弾作品 「MARCH of PEACE」
1st 金子匠 2nd 金子諒
金子匠(作曲専攻)連弾作品 「風の復興」
1st 金子諒 2nd 金子匠

全員合唱
*J.S.バッハ=グノー(伊東光介編曲):アヴェ・マリア


  このコンサートのために22H2 学年作曲専攻者二人がオリジナルのピアノ連弾作品を書き下ろしてくれました。作曲者本人 2 人が演奏を披露しました。

 台風が近づく中、また、その影響で線状降水帯が発生し全国規模で記録的な大雨の中、修学旅行が幸い無事に実現できました。様々な方々とのつながりとご協力こそでもあり、旅行先でも多くの出会いがありました。
   多くの皆さんのご縁に心より御礼を申し上げます。

関連リンク

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